2009年4月28日火曜日

絵本の読み聞かせ&公園散歩

今日は、ミニ・イベント「絵本の読み聞かせ&公園散歩」の日です。

初めての開催なので、絵本バァバは「みんな、来てくれるかなぁ」と心配しながら、窓の外の滑り台を眺めていました。
そしたら、始まる直前になったら、22人の親子がゾクゾクゾクゾク…。
来てくれたのは、2、3歳の幼児とお母さんです。

わーい。バァバも笑顔で絵本を持って行きました。


最初の絵本は「おにぎり」。
海苔のふるさと館だからね。
あったかご飯と、海苔の磯の香りが絵本から飛び出てきそうなすてきな絵本です。

それから、テントウムシの絵本。
「公園にいたよ!」元気な子が教えてくれました。

最後は「オツムテンテン」
オツムって、頭っていう意味だよ。分かったかなあ。
みんなも一緒に両手をあげて「オツムテンテン」、口を押さえて「アワワワ、ニャーオ」ってやってくれました。

それから、目の前にある一面シロツメクサで覆われた公園に行きました。

シロツメクサの冠、ブレスレットや首飾り。男の子も、女の子もとってもうれしそうです。
お母さんたちは、この公園には何度も来ているけど、編んだことないよ、編み方知らないって。
若いお母さんが子どものころは、こんな原っぱなかったのかもね。
知っているお母さんが、知らないお母さんに教えてあげてました。

絵本の中のテントウムシはいるかな。
皆で探します。
…。
あ、いたよ!二匹いる。
絵本の中の、テテとナナだね。

10分くらいの予定が、あっという間に30分以上経っていました。
今日はこれでおしまい。またね。

お腹すいたー。
お昼ごはんは、海苔を巻いた大きなおにぎりかな。

今度は、5月26日(火)午前11時から11時30分までやります。
申込みはいりません。直接、会場に来てくださいね。
また次回、絵本バァバがすてきな絵本を用意して待っていますよ。

(絵本バァバわたなべ&まこ)

端午の節句飾り

ゴールデンウィーク間近となりました。皆さん、予定はもう立てましたか?

館では、季節に合わせて端午の節句飾りをしています。
この飾りは、いつも海苔つけ体験の指導に来てくださっている、大森の海苔生産者の方にお借りしました。
息子さんは昭和32年生まれ。ちょうど、大森の海苔生産が盛んにおこなわれていた頃でした。

昔は、初節句には祖父母や親せきなどそれぞれから、鯉のぼり、座敷幟、兜、弓矢、ケース人形などたくさん贈られたそうです。それらを、ひな壇のような段を作って、段飾りにして飾っていたそうです。

お借りした飾りは、座敷幟(ざしきのぼり)といって、段飾りの一番上飾りました。
高さが1メートルぐらいあり、勇壮で立派な飾りです。手前には、兜と弓矢を飾りました。
今日の来館者の方々も、初めて見る座敷幟に驚いていました。
この節句飾りは、5月10日(日)まで飾る予定です。

当時の鯉のぼりも見せてもらったところ、真鯉の長さが8メートルもある立派なものでした。
海苔生産の家は広い海苔干し場があったので、どこ家でも長い竿を立てて鯉のぼりをあげていたそうです。町のあちことで、鯉のぼりが悠々と空を泳ぐ風景。想像すると素晴らしいですね。

ゴールデンウィークに向けて、のりかんの飾り付けは準備万端です。
5月2日から6日、端午の節句の折り紙作りやヒマワリ・プロジェクトなど、子供向けのイベントも予定しています。
浜辺での磯遊び、公園のローラースライダーと合わせて、ここは一日安く遊べる穴場スポットですよ!絶対、おススメします!
(まこ)

今季、最後の海苔つけ体験

4月26日、海苔つけ体験を開催しました。

ほとんどがファミリーの参加者で、親子が互いに写真を撮り合ったり、応援し合いながら作業をしたり、和やか雰囲気でした。区外から参加してくださった方も多く、とてもありがたいことです。

作った海苔を乾した後は、お楽しみの試食タイムです。皆が海苔づくりをしている間に職員がせっせと焼きました。海苔づくりも試食用も、市川市行徳産の海苔です。
みんな、おいしいと言ってうれしそうに食べていました。

指導してくださった元海苔生産者の方が、次の日、海苔の仕上がり具合を気にして館に足を運んでくれました。
いつも館の活動を気にかけてくれるおじさんたちに、私たちスタッフはいつも精神的にも支えていただいています。

小学生のお子さんと参加した方にお話を聞いてみると、普段も海苔をたくさん食べているのに、自分で作った海苔を手にしたら、とてもうれしそうにしていたとのことです。
そんなお話を聞くと、みんなの笑顔が思い浮かぶようです。うれしいなぁ。

今季の海苔つけ体験は、今月で終了。次回は新海苔が採れる11月に再開します。
海苔つけ体験は人気が高くて、なかなか希望者全員に参加していただたくことができませんが、ぜひ、また次の機会に応募していただければと思います。
(まこ)

2009年4月11日土曜日

館のアイドル「コトヒキ」

こんにちわ。
ふるさと館スタッフの「りょう」です。
今日は皆さんにふるさと館のアイドル達をご紹介します!



子供たちだけでなく大人にも大人気の「コトヒキ」さんです。
浮き袋を使って鳴くことからこの名前がつきました。
他の魚のうろこを食べる習性があり、ほかの魚と一緒に飼うと襲ってしまいます。
結構凶暴なお魚さんですね。










別名「ヤガタイサキ」。
イサキの仲間で、塩焼きにすると美味しいそうです。
館で飼っているのは10㎝前後の大きさですが、成魚になると40㎝を超えることもあるそうです。






去年の夏から館のアイドルとしてデビューし、少しずつ成長しています。(笑)
ただ、他の魚と一緒に飼えないので、今年の夏も飼育するか悩んでいます。
やっぱりいろいろな魚を飼いたいですからね…。

暖かくなってきたので浜ではハゼの稚魚がたくさん見れますね。
そろそろコトヒキ君も見られるかもしれません。

時間がある時はふる浜で生き物探しも楽しそうですね。
休憩場所にはふるさと館をご利用ください!
(りょう)

2009年4月7日火曜日

第4回のり祭り

4月5日、当館を会場に、大森本場乾海苔問屋協同組合ののり祭りが開催されました。
ちょうど公園や周辺の桜が満開となり、公園も館内も多くの来客で賑わっていました。
海苔問屋の海苔の即売会は、焼きたての海苔が市価よりも格安とあって、何帖も買い求める方の姿も多く見られます。
昔から海苔になじみのある地域とあって、お客さんも海苔にこだわりがあり、それぞれひいきのお店があるようでした。


即売会以外に、海苔つけ体験、アサクサノリの焼き海苔実演と試食、産地当てクイズなどのイベントが行われました。







イベントの中でも一番人気は、ジャンボ海苔巻きです。
広い公園を使って、50人の参加者が15メートルの海苔巻きを作りました。
皆で息を合わせないと、完成できません。大勢の観客も、公園から見守っています。


ご飯を広げて、デンブとキュウリと卵を乗せたら、いち、にの、さーんの掛け声とともに、一気に海苔を巻きます。
みんな、一斉に注目!


やったー!見事完成しました。


海苔巻きは参加者に分けられ、家族で分け合いながらおいしそうにほおばっていました。


こちらは、海苔網についた海苔の摘み取りイベントです。
海での摘み取りとは違いますが、生の海苔の感触や海苔網で成長した様子など初めて体験する人が多かったと思います。
子供たちは、「ヌルヌル滑ってなかなか摘めないよ」と言いながら楽しそうに手を伸ばしていました。

海苔の一大生産地だった大田区は、今でも海苔の問屋が60軒近くあります。ほとんどのお店が店舗を構えて小売りをしていますので、当館へいらした際には立ち寄ってみたらいかがでしょうか。
加盟店の住所は、こちらのサイトに掲載されています。
http://www.oomori-norikumiai.com/
(まこ)