2009年11月28日土曜日

グループ海苔つけ

みなさん、こんにちは。


今年度から、一般団体の海苔つけ体験の受け入れをはじめ、

記念すべき第一回目を11月20日に実施しました。



今回は軽度の障害を持った方たちの体験です。



障害など感じさせないほど上手に海苔を付けていました。


とても楽しそうに参加してくださったので、私たちも嬉しいかぎりです!







そして今回、飛び入り参加がありました。

ふるさと館で12月6日に実施する「海苔の街を伝えていこう 街歩き編」で、参加者のナビゲーターをする海洋大学の学生さんです。現在、海苔について勉強中で、海苔つけを見学していきました。



見ているだけでは勉強になりません。やっぱり実際に体験せねば!

海苔を重箱(マス)ですくい、一気に「どばッッ」と木枠の中に流し込みます。


あれあれ?
よ~く見ると穴が開いています。

これでは海苔屋に嫁げませんよ(笑)





まぁ、私も上手く付けられないのですが・・・。













全員の海苔つけが終わり、最後に海苔干し。

元海苔生産者の指導のもと、体験者が乾し枠にかけていきます。



乾しあがった海苔は自分で食べることができます。

おいしい海苔ができたかなぁ??

(りょう)

2009年11月26日木曜日

今日はコラボレーション!?

本日、「アサクサノリ生育観察実行委員」の皆様が

先日、張った網ヒビと竹ヒビの

海苔の付き具合を確認しに行きました。

イベント当日はお天気も良く、小春日和の中での作業となりました。






わたしたちの「ふるさと館」のサポーターである

「はまどの会」のメンバーのみなさんと一緒に「ふるはま」に行ってみると

早速、「アサクサノリ生育観察実行委員」の皆様が作業をおこなっていました。








いいなぁ~

次々と「はまどの会」のメンバーのみなさんが

「アサクサノリ生育観察実行委員」のメンバーの方がエスケープ。

小舟で沖合いの母船(マザーシップ)に移動中!!

とても、うらやましいなぁ~












えっ!!
「ふるはま」にエイがいた!?
ホンモノですよ!!

大きくて手でつかめそうなくらい、
浜の近くまで来たところ激写!!

エイも海苔付けに
興味があったのかな!?



作業が終わり、和やかな雰囲気の中での昼食会です。

今年の海苔の付き具合はどうだったのか?

今日の反省と次回の予定を立て、潮時のいい頃をねらいます!!

おたのしみに!!


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次回、 
実施予定日:12月7日(月)

集合時間:13:00
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【当日の潮汐】 2009/12/07(Mon)
<中潮>
02:18 19㎝
09:24 179㎝
14:50 111㎝
20:09 171㎝


(たかはし)

2009年11月22日日曜日

11月15日(日) 海苔付け体験・のりつけたいけん その2


いよいよ、「海苔干し」です。

参加者のみなさんが

一生懸命付けた海苔を

干し枠に掛けます。






干し枠を一番陽の当たる場所に

移動します。









その光景を眺め、

当時の大森の様子を

思い起こしているのでしょう・・・







来月12月23日(祝・水)はお陰様で満員御礼です!!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

次回、海苔付け体験は 来年1月24日(日)実施予定です。

お申込みは

日 時:12月21日(月)

時 間:午前9:00より

電話のみ受付です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

みなさま、振るってご参加くださいね!!


(たかはし)

11月15日(日) 海苔付け体験・のりつけたいけん 

【ノ リ の き・せ・つ!!】

今年も、やってまいりました!!
今回、“新人タカハシ”が海苔付けデビュー戦ということもあり
緊張と不安の入り混じる中、頑張りました。


元海苔生産者(指導者)の方から当時の海苔養殖と
今現在「ふるはま」で試験養殖をしているお話しされているところ。
貴重なお話し、ありがとうございまっす!!




まず最初は

“水だけ”で海苔付け作業の

動きのチェックをしてみましょう!!


手首を上手に使う
(手首をかえす)ところが 

ポ・イ・ン・ト ですよね!!








今度は海苔付け本番です!!




細かく刻んだ海苔を水道水で


溶いて木枠に流しこみます。







さぁ~て、


上手にできたかな~???







(タカハシ)

「舟の森を訪ねて」 ~打瀬船建造プロジェクト~ Part4

【舟をつくる森の見学】


ただいま植林中&育成中のスギ林です。
この太さでおよそ20年。
僕とおなじ年だ~(笑)

ココはマイナスイオンが出まくりのとても新鮮な気持ちになれます。
足元はフカフカの“じゅうたん”のようで「雲の上を歩いている」
そ・ん・な・感じです。。。

僕は月に1度、標高2000mの山にのぼります。
それに近い“時間”を感じました。


東京からそれほど離れていないこの土地で、まだまだ素晴らしい自然が残っていること。

わたしたちの日常生活を“ふと”ふりかえることのできる大切な時間だと思います。

今回のイベントを通じて“自然”と“時間”の大切さも改めて再認識しました。


是非、わたしたちスタッフもこのような「心に残るイベント」を

来館者のみなさまにも“海苔”を1つのキーワードとしてご提供できるよう

日々、がんばっていきたいと思います。


東京湾に打瀬船が浮かんでいる時間に酔いしれる今日この頃です。


「舟の森を訪ねて」 ~打瀬船建造プロジェクト~


(タカハシ)

「舟の森を訪ねて」 ~打瀬船建造プロジェクト~ Part3

【千葉県森林組合】


製材される(された)木材で

構内はとてもイイ香りです。


写真の木材は結構大きく、

人の背丈ほどもあるスギです。

そのほかにもヒノキや桶などの

材料で使用されるサワラや

ケヤキなども数多くみられました。


(タカハシ)

「舟の森を訪ねて」 ~打瀬船建造プロジェクト~ Part2

【境川 係留船の見学】


浦安市立郷土博物館の近くを

流れる境川(さかいがわ)。

木造&FRP加工の打瀬船。

境川に見られる昔懐かしい光景。

当時の大森の様子も偲ばれる。


(タカハシ)

「舟の森を訪ねて」 ~打瀬船建造プロジェクト~

打瀬船”を通じて船のみだけでなく

木造船の材料の育つ環境である“森”に焦点をあて

東京湾にその姿を甦らせようという企画。

大変興味のある内容で早速、参加してみました。

コースは【東京駅集合】で
【浦安市立郷土博物館】⇒【境川 係留船の見学】⇒【千葉県森林組合】
⇒【船をつくる森の見学】


【浦安市立郷土博物館】

コレが実際に試乗体験できる「ベカ舟」です。
早速、乗ってみました。
「もやいの会」の方々から

“櫂”をお借りし漕いでみました






「ベカ舟」を漕ぐのはもちろん、

舟を立って漕ぐのは初めてです。














オモテ(表=船首側)を

前にして漕ぐよりも

“トモ”(艫=うしろ向き)を前にして

漕ぐ方が進みやすかったです。




大森の元海苔生産者の方々が話されていたことが本当だったと実感した瞬間でした。


(タカハシ)

2009年11月16日月曜日

今季初! 海苔つけ体験

こんにちは!
近頃やっと寒くなりはじめ、海苔の季節を少しずつ感じている「りょう」です。

まだまだ暖かい日もありますが、今月から大人気「海苔つけ体験」が始まります。

そして今季初の海苔つけを行ったのは北糀谷小学校。
11月10日に体験をしました。

この日は暖かく、私も指導者も汗をかきながらの体験でした。


そして指導者として来ていただいたのは、元海苔生産者の方々。

まず、指導者のお話を聞き、海苔についてお勉強。

真剣な眼差しで指導者の説明を聞きます。




水で動きの練習をした後、実際に海苔を使います。

まずは指導者の実演。
「50年ぶりだから上手く出来っかなぁ」
と言いつつも、指導者の海苔つけに歓声が上がります。

「おぉ~!すっげ~!!」
思わず言葉を発する生徒。

さすが元海苔生産者。
体が動きを覚えています。




そしてついに生徒たちの体験。

指導者の教えが良いのか、生徒たちの覚えが良いのか。
みんな上手に作れました。




そして先生も体験。

生徒さんたちに負けずと海苔をつけます。

上手にできたでしょうか?





そして最後に海苔を乾して今日の体験は終了です。

後日学校に海苔を渡し、海苔はがしも体験してもらいます。




今回使ったのは新海苔なので、美味しい海苔が出来たかもしれません。

ぜひお家で味わって食べてほしいですね。

(りょう)

2009年11月13日金曜日

アサクサノリ ~網張り編~

11月2日(月)、網張りの作業を行いました。

10月2日の竹ヒビを建てる際に「支柱」も建てましたが、
その建てた支柱に「網ヒビ」を結び付けるのが今回の作業です。
この日は曇り空で肌寒い日でした。



動力船1隻・小舟2隻で海へ出ます。
昔でいう「親船」と「ベカブネ」ですね!

写真の小舟に乗っているのは協力者で、私は親船で見学していました。
残念・・・。



写真のように、後進しながら船首から網を出し、支柱にヒモで結び付けます。

操船技術がすごいですね!



「網はたるませて張らないと海苔が育たねぇんだよ」
経験者の生の声を聞ける貴重な時間です。



今回張った網は少し育った状態の海苔です。
順調に育てば半月ほどで海苔摘みが出来ます。


早く美味しい新海苔がとれるといいですね。

(りょう)

2009年11月1日日曜日

オリジナル海苔販売スタート!!!

みなさま、大変お待たせいたしました!!!

世界各国、日本津々浦々の大森 海苔のふるさと館のファンの皆さまが、待ちに待っていた「当館限定オリジナル焼海苔」の販売が、ついに11月1日からスタートしました!!!!!



この地で海苔の生産が途絶えてから、47年。

産地は変われども、大森の問屋さんたちは本場大森の味を伝えるべく、日々研鑽を重ねてきました。

この海苔は、その大森本場乾海苔問屋協同組合が自信を持って提供する、口ざわりのよいおいしい海苔です。

当館でしか扱っていない限定商品です。
来館の記念として、ぜひお土産にご利用ください。
種類は、袋入りと缶入の二種類です。

■全型焼海苔袋入り(全型10枚入り) 700円(税込)
■八切焼海苔卓上缶入(全型13枚分) 1,000円(税込)

(まこ)

はまどの会 海苔つけ学習会

10月30日(金)、当館のサポーター「はまどの会」の方々を対象にした海苔つけの学習会を開催しました。

海苔つけ体験は、当館で一番の人気イベント。
毎回、申込当日に50人の定員に達してしまいます。

この日の学習会では、イベントでは盛り込めないような説明やマンツーマンの指導など、より深い学習を行いました。
サポーターの方々には、この学習で学んだ経験を活かして、今後、イベントの補助などもしていただく予定です。
まずは、道具の準備から。

海苔つけ台は、わざと揺れるようにグラつく作りにしています。

海苔の厚さが均等なるように、重箱に水を入れて、流しの水平を測ります。

この作業は、普段は参加者の皆さんが集まる前に行っています。




洗いザルで海苔を洗っています。

昔は、海苔を取ったら、ベカブネに乗って海水で洗っていました。

水を含んだ海苔は、ずっしりとした重さです。


昔の飛行機包丁を使って、海苔切り体験です。

実はこの飛行機包丁、今年、体験用に寄贈していただいたばかり。
この日が初使用でした!!

「海苔って、意外と切れないのね。」

そうなんです。
生海苔は、とても薄いけど、押し切るようなイメージ。



水を使って、手の動きを習ったら、いざ本番。

海苔を入れたオケをよくかんまして(かき混ぜて)、重箱に海苔を取ります。

おっと、大森方言講座も兼ねてます!



手首を返して、一気に海苔をつける!

上手にできたように見えても、日にかざしてみると「ほら、均等になってないよ」。

イベントと違って、ダメ出しも厳しい!



でも、マンツーマンの指導の成果がありました。

「私も、海苔やの嫁になれるかしら。ホホホホホホ。」

「海苔やの嫁は、男が起きる前、午前2時くらいに起きて、メシを作らなくちゃ。」

「ゲッ!」
無理だ…。

こちらは、指導員の模範海苔つけ。各家庭で、こだわりのやり方があるようです。




それぞれ、海苔簀編み体験で作ったマイ海苔簀を持参。

現代のプラスチック製と、ヨシで作った海苔簀の違いも体験しました。

天日を浴びて、パチパチと海苔が鳴いています。




さて、みんなで一緒にお昼ご飯です。

なんと、はまど弁当に新バージョンが登場していました!!

おお!豪華!!

これはシラス。



予定はお昼まででしたが、午後は焼海苔体験&試食。

更に、お茶を飲みながら、現代の海苔づくりの写真を見たり。

これからの、活動の予定のお話をしたり。

贅沢で充実した時間でした。


こうした時間を共有しながら、みんなで一緒にふるさと館の活動を作って行きたいと考えています。
(まこ)