1月12日、今年初めての海苔つけ体験を行いました。
体験をしたのは、視覚障害者のグループです。
海苔つけ体験で使っている道具や、触る体験のために寄贈していただいた道具などを実際に触っていただきました。
これは、海苔切りの「飛行機包丁」を触ってもらっているところです。
一度にたくさん切れるように、刃が三枚付いています。
とても鋭利なので、怪我をしないように気をつけて…。
鉄でできているので、ずっしりと重いです。
鍛冶屋さんが作りました。
現代のプラスチック製の海苔簀と、かつて使っていたヨシでできた海苔簀も触ってもらいました。
海苔摘みに使った海苔とりザルと洗いザルは、ひと抱えもある大きさでずっしりとした重さです。
空のザルでも、一人で持つには重いぐらい。
これに水を含んだ海苔が一杯に入ったら…!!
ああ、海苔づくりって大変だったんだなあ、という声が漏れてきました。
いよいよ、海苔つけです。
指導者の方がポイントを押さえた指導方法を考えてくださり、参加者の手をとって生海苔が入った重箱の動かし方を教えます。
参加者の方々は、非常に勘がよく、すぐに飲み込んでいました。
その証拠に、生海苔を使った本番でも、枠の中にきれいに海苔がついています。
焼海苔の体験と試食の後に、展示室を見学しました。
重要文化財のため、残念ながら触っていただくことはできませんが、指導者の方々の体験談を交えた解説に、皆さんうなずきながら熱心に耳を傾けていました。
今後も、さまざまな方々の需要に応えていけるような機会とプログラム作りを心がけていきたいと思います。
2010年1月17日日曜日
2010年1月6日水曜日
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