2011年8月25日木曜日

みて見て!!

「ふるさと館」で夕立が降りました。


そのあと、ふっと、東の空を見上げる・・・


「にじ」に出逢えました!!





大田区の空にも「にじ」をみることができ、とても感動です。


館内のこどもたちといっしょいに「にじ」を指さしていました。







(たかはし)

2011年8月12日金曜日

アサクサノリ生育観察事業  アク抜き作業・せっころ落とし

今年は「アク抜き作業」と「せっころ落とし」の2グループに分かれて猛暑の中での作業となりました。

屋外の作業では十分な休憩と水分補給を心がけ実施しました。
「アク抜き作業」と「せっころ落とし」は夏場の海苔漁師さんの仕事でした。その作業を実際に元海苔漁師の方々と一緒に体験させていただきました。

1、アク抜き作業

竹には油分が含まれているため、そのまま竹ヒビとして使うと海苔がつきにくいので、
竹を束ねて1ヶ月程度、海中に沈め油分を抜きます。
この作業を「竹のアク抜き作業」といいます。

この写真では潮が引いている状態ですが、これから30分もすると写真の竹ヒビは海水に浸かり、最大満潮時になると歩いて近づくことができなくなります。


作業は潮の時間帯を読みながら迅速かつ的確に行われます。往時を彷彿させる作業の手際の良さに目を見張るものがありました。



完成!! 結果、元海苔生産者の方々のご指導のもと、完成させることができました。

今回、使用させていただきました竹は、今年初めに近隣の中学校のご協力の元、刈り取らせていただいた竹です。中学校のみなさん、ご協力ありがとうございます。


2、せっころ落とし

昨年、使用していた竹ヒビには数多くの「せっころ」(フジツボ)が付着し、竹ヒビを建てるときに手を切ったり、海苔の付く場所が「せっころ」(フジツボ)に覆われてしまうので、あらかじめ「せっころ」(フジツボ)を取り除く作業を行います。その作業が「せっころ落とし」です。

今年4月にヒビ抜きをした竹ヒビに付着している「せっころ」(フジツボ類)を移植ゴテや元海苔生産者の方よりご寄贈頂きました「せっころ落とし」の専用道具を使い、元海苔生産者の方々は慣れた手つきでみるみるうちに「せっころ」(フジツボ類)を落としていきます。



元海苔生産の方からご指導を受ける当館のボランティアスタッフ「はまどの会」のメンバー。

早速、ご指導を受けた成果を発揮させる当館のボランティアスタッフ「はまどの会」のメンバー。


元海苔生産者の方の仕事には見とれてしまいます。理由は作業の手捌きと段取りの良さです。



竹ヒビを4か月近くも屋外で保管してあったので、指で触るだけでポロポロと落ちてしまいますが、手を切ることもあるので移植ゴテを使い「せっころ」(フジツボ類)を落とします。

他にも移植ゴテなどを使わずに竹ヒビを持ち上げ、更に大きく振りかぶって地面に叩きつけ、見る見るうちに「せっころ」(フジツボ類)が落ちますが、あまりにも強く、この作業を行うと竹ヒビの枝が折れてしまうため、海苔の付く枝までも折ってしまいます。そのため、ある程度のところで止めて、残りは移植ゴテや「せっころ落とし」の専用道具での手作業となります。


「アク抜き作業」ならびに「せっころ落とし」の両作業は同時進行で実施したため、約1時間程度で作業は終了しました。

作業終了後、「ふるさと館」に戻り、 早めの昼食を摂り、次回の作業日程について確認をしました。



<次回の作業予定>

9月2日(金) 竹ヒビ「引き揚げ作業」とヒビごさえ作業


10月26日(水) ヒビ建て&支柱建て作業




(髙橋)

2011年8月4日木曜日

発見!!



















今朝、通勤中のヒトコマ。。。


ふと視線を歩道に向けると

なんだか昔懐かしい看板が目に飛び込んできました。

そこには「ふるさと館」のことが書かれていました。


多くの地域の方々に支えられている「ふるさと館」だということを

改めて実感しました。

『感謝』の気持ちでいっぱいです。


ぜひ「ふるさと館」に来られる際に

この看板をさがしてみてはいかがでしょうか?


<memo>
大森海苔のふるさと館
大森・糀谷の海辺は、全国へ海苔産業を伝えた「海苔のふるさと」である。
昭和37年、埋め立てに伴い歴史を閉じた海苔作りの産業文化を伝える為、
平成20年4月「大森海苔のふるさと館」がオープンした。
国指定文化財の海苔生産用具を展示し、海苔作りの体験企画などが楽しめる。


(高橋)