2010年12月28日火曜日

2010年も、ありがとうございました!!

今年2010(平成22年)はみなさまに

とってどんな年でしたでしょうか?


ふるさと館は“海苔”をテーマとした国内初の博物館として

数多くの方々にお越しいただております。

今年2010年(平成22年)はお陰様で来館者も

9月に20万人を超える偉業を成し遂げることができました。

これも元海苔生産者である先人の方々の功績の賜物であるものと私たちは考えております。



今年一年をふりかえって・・・

いろいろな方々と出逢え、様々なことにも取り組めた一年でした。

☆☆☆☆☆今年、平成22年を“振り返る”ベスト3☆☆☆☆☆
1、当館一番人気の海苔つけ体験の申込みが絶えず来館者20万人突破。(感謝!!)

2、海洋大学のみなさんとの協働事業の実施(成功!!)
  (1)生きもの探検隊 (2)生きものクラブ (3)夏休みわくわくスクール (4)まち歩き

3、昨年10月、羽田空港が国際化となり更に海外からのお客様が増えたこと。(感激!!)


番外編
千葉県市川市の現役海苔漁師さんとの海苔漁場観察に出向く(荒波に震える!)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さ~て、来年はどんな年になるのかな!?





さらに来年は飛躍の年として

本年以上にがんばりたいと思います。



来年は1月4日(火)9:00より開館致します。

是非、お越しください。




☆☆☆☆<ごあんない>☆☆☆☆
1月4日(火) 
あさ9:30~

ふるさとの浜辺公園内の海域内で
海苔採りが行なわれます。
見学は自由でございます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


みなさまにとって来年も良い年でありますように!!



(たかはし)

2010年11月7日日曜日

OTAふれあいフェスタ2010

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OTAふれあいフェスタ2010
平成22年11月6日(土)~7日(日)
10:00~16:00
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平和島周辺の公園と平和島競艇場を会場に、OTAふれあいフェスタ2010が開催されています。
初日は晴天に恵まれ、大勢の来場者で賑わっていました。
一昨年から、大森ふるさとの浜辺公園も会場に加わっています。

ふるさと館では、大森本場乾海苔問屋協同組合が海苔の即売会や海苔のイベントなどを行っています。


初日は、海苔屋さんのたっぷりのお茶漬け屋さんが出ていました。

残念ながらお茶漬けは昨日だけです。


今日は、小学生のジャンボのり巻きが行われています。



こちらは、海苔の産地当てクイズ。

三種類の海苔を食べ比べて、どこの産地化当てられるかな?

産地によって、ずいぶん味が異なることが分かります。今度、海苔を買う時に、「○○産の海苔ありますか?」なんて言ったら、通っぽいですね。

 これは、焼き海苔体験です。

朝食前に、家で乾し海苔を焼くのは子供の仕事。そんな光景がどこの家でもみられたそうです。

七輪の表面をなでるように海苔をあぶると、いい香りがしてきて表面が青く変わってきます。

慣れない男の子は、アチチチとなっちゃいました。


ふるさと館の3階では、ガールスカウトの緑の募金の展示をしています。
昨日、公園に河津桜の植樹のセレモニーが行われました。
来年の春が楽しみですね。



こちらは、消防署のコーナーです。

ふるさと館をはるかに見下ろすはしご車がやってきました!
試乗体験もありますが、私は下から見るだけで足がすくみそうだよ~。

怖がりの子には、記念撮影やミニ消防車体験もあるから、遊びに来てね。

AEDの使い方体験や感知器の設置のコーナーなど、ためになる内容もたくさんです。

ふるさと館の正面では、フリーマーケット開催中です。

それぞれ、工夫をした品ぞろえ、値段の交渉も楽しみですね。

お小遣いを握りしめた子供たちも、お気に入りのもの買ってにこにこ顔でした。


昨日は、残暑のような暑さでしたが、今日の方が穏やかな日差しで楽しめるかもしれませんね。
ふるさとの浜辺では海を使った催しが開催され、平和島競艇場では物産店や模擬店などが多数出店しています。まだまだ、間に合いますので遊びに行ってみてくださいね。
(まこ)

2010年11月3日水曜日

けさのふるはま_20101103Wed_文化の日


文化の日の今日、

早速、昨日張った海苔網を

大森ふるさとの浜辺公園

(以下、ふるはま)から

見てみました。








結構、離れていても海苔網が

見えるものですね。


ビックリです!!






是非、お近くにお立ち寄りの際はご覧ください。

ふるさと館の3Fテラスや屋上からもご覧いただけます。



ヨッシー

海苔網張り作業_20101102Tue


いよいよ海苔網張りの作業の日と

なりました。









現場に着くや否や早速、

海苔網張りの作業を

おこないます。


黒色の支柱に海苔網を

結びます。





往時を彷彿させるかのような

手さばきです。










仕事の早さには

私たち職員もおどろきです。。。














この透明なビニール袋の中の

カキガラにノリの種がついて

います。

この透明なビニール袋ごと

カキガラを海苔網に

取りつけます。

そのノリの種を“胞子”(ほうし)と呼びます。

この“胞子”(ほうし)が海苔網に付いてノリが育つというわけです。







最後はみんなで一斉に

海苔網張り作業を

おこないます。








取り付けた海苔網の高さの調整をおこないます。

海では1日2回(1日1回の時もありますが・・・)

海の水が上がったり下がったりします。

その対策のため、取り付けた海苔網を少し下げる作業をおこないます。






最後に今年の豊漁を祝うため

一升瓶を持ち、海へ奉納します。









今年も海苔がたくさん採れるように祈るばかりです。


ヨッシー

2010年10月16日土曜日

けさのふるはま_20101016Sat



“あみひび(支柱)”と“今朝の空”














“あみひび(支柱)”:手前


“たけひび”:奥














“カワウ”と

“八段線”と

“ふるさと館”と














“羽田を離陸したジェット機”と


“秋の空”
















キレイになった


“たけひび”と“支柱”









“けさのふるはま”でした~






よっしー

BANFF Mountain Film Festival in Japan 2010



この度、Patagonia(パタゴニア)社よりご案内をいただき
世界で最も優れた国際的なアウトドア映画祭として名高い
BANFF Mountain Film Festival in Japan 2010
(バンフ マウンテン フィルム フェスティバル イン ジャパン 2010)
に参加致しました。(主催:Patagonia)

東京会場である大崎ゲートシティ会場では約400名の観覧者で覆い尽くされ、
立ち見も出るほどの大盛況ぶりでした。

今回はプログラムA、B両方を観覧することができ、
大変、有意義な時間を過ごすことができました。


特に印象に残ったフィルムは
『Solo』のアンドリュー・マッコリー氏が
オーストラリアからニュージーランドまでの
約1,600kmをシーカヤックで単独横断するドキュメンタリーフィルムで、
いろいろな意味で今でも僕の心の奥深くに刻まれています。



2007年春、
カナダ・バンクーバー島にカヤック修行に臨んでいた僕は
そこで立ち寄った本屋で1冊の本と出会い、
彼(アンドリュー・マッコリー氏)のことを知りました。

あれから3年が経ち、
今回改めて映像を通して
その出来事の大きさに大変感慨深いものを感じました。
同じ2007年の年に北半球と南半球での出来事のちがいに大変愕然としました。



私たち職員も元海苔生産者から往時のおはなしを伺い、
海苔を採りに行く際の海に出る時の気持ちや心掛けのようなものを
改めて海外からのメディアからも強く学べたように思いました。



是非、機会をつくってご観覧ください。

上映スケジュールは以下のサイトでご確認いただけます。

BANFF Mountain Film Festival in Japan 2010
(バンフ マウンテン フィルム フェスティバル イン ジャパン 2010)
http://www.banff.jp/


主催:Patagonia(パタゴニア)
http://www.patagonia.com/japan/



私たちNPO法人 海苔のふるさと会は
Patagonia(パタゴニア)社のプロセールス・プログラムに
加盟させていただいております。



よっしー

2010年10月13日水曜日

けさのふるはま

今日は10月とは思えないほど暖かい陽気の中、

ふるはまを散策してみました。


すると・・・




潮(海水)が満ちてきているので、下の方はみられません。
(竹ヒビのようす(1))






まだ海苔はついていませんね。
(竹ヒビのようす(1))




























網ヒビの支柱(1)















網ヒビの支柱(2)

やはり支柱だけでは、なにかさみしい気がします。


早く気温も海水温もさがって、海苔が育つように祈るしかありませんね。









よっしー

ヒビ建て作業

いよいよ出港です!!



竹ヒビと網ヒビ用の支柱を満載した小船を動力船が引っ張ります。












一行は浜辺に向かいます。

カワウも応援してくれているかのようです。














実際に「振り棒(ふりぼう)」という海苔生産者使っていた道具を使い、

竹ヒビを建てる穴をあけます。















地元の小学生も見学にやってきました。

みんなが産まれる前に海苔を実際につくっていた場所とつくっていた人を目の当たりにしています。

とても熱心に元海苔生産者の方のおはなしを聞いてくれました。









取材も受けることとなりました。





これは網ヒビ用の支柱です。

竹ヒビ同様の写真を撮りたかったのですが・・・

作業に没頭のあまり、

写真は撮れませんでしたが

無事完成です!!



3階のふるさと館展望室や屋上からもみることができます。

是非、お越しください。



ヨッシ―

場割り作業(ばわりさぎょう)

今年もいよいよ海苔のシーズン到来です。

明日のヒビ建て作業に先立ち、

本日は場割り作業(ばわりさぎょう)を行ないました。



場割り作業(ばわりさぎょう)とは・・・

ヒビを建てる場所の確認と目印をつける作業のことです。





写真のように浜辺に設置している看板の足に長さの目印をつけたヒモを結びます。











次に目印をつけたヒモをピンと張り、緩めないように海に入ります。












事前に用意した支柱(竹ヒビを一列にキレイに並べる)持ち、振り棒という海苔漁師さんが使う道具で海底に穴を掘ります。






その掘った穴に素早く支柱を建てます。




完成です!!


この2本の支柱の間に竹ヒビを建てる作業を明日、行ないます。

時間:9:30
場所:大森ふるさとの浜辺公園

よろしければみなさまお誘い合わせの上、お越しください。




ヨッシー

2010年9月23日木曜日

お月見コンサート

昨日、9月22日(水)は中秋の名月でした。

当館では、3階の展望コーナーで月を愛でながら音楽を鑑賞するイベント「お月見コンサート」を行いました。


日中は、真夏に戻ったような猛暑に見舞われ、夕方5時過ぎても外はまだ蒸し暑い天気でした。


始めは、ふるさと館の近隣で活動している「岳央吟道会大田支部大森東教場」の皆さんによる詩吟です。


若い人たちには、詩吟を聞く機会ってありませんよね。
私も、ここで詩吟をして貰うまで、聞いたことがありませんでした。

詩吟は、漢詩や和歌などを独特の節回しで吟じる(歌う)日本の伝統文化なのだそうです。




最後は、会場の皆さんも発生の仕方を習い、一緒に吟じました。
「鼻から息を吸って、息を止めて、あ~あ~あ~あ~」
腹式呼吸で健康に良さそうです。

「べんせいぃ~ぃ~ しゅくしゅくぅ~ぅ~」
ミニ詩吟体験で、参加者も詩吟の楽しさが少し感じられたのではないでしょうか。


おや、そうしている間に、ビルの陰から十五夜の月が顔を出していました。


さて、第二部は池上で活動をしている「燦燦(さんさん)会」による三味線の演奏です。

着物の女性たちの演奏は、華やかですてきです。
小学校の同級生同士で始めたというグループの演奏は、息も合っていました。




三味線の演奏に、端唄と舞踊も交えながら、心地よい音色が響き渡ります。


お月見に合わせた曲目では、扇子を月に見立てた舞踊に魅了されました。


こんな風に月を愛でる風習があるのは、日本と中国だけだとか。
季節感を大事にできる感覚を大事にしたいですね。



当日は、平日にも関わらず、大勢の方に鑑賞していただきました。
授業で三味線を習ったという小学生も参加してくれて、和やかでアットホームなコンサートでした。

出演者の皆さん、お手伝いいただいた方々、ありがとうございました。





(まこ)

2010年9月4日土曜日

夏休み わくわくスクール 2010


入新井第五小学校小学1年生から

4年生の生徒のみなさんと一緒に

「大森ふるさとの浜辺公園」の

自然を活かしたわくわくスクールを

おこないました。






浜辺ではサカナや貝を探しました。




海洋大学のおねえさんから

お魚について教えてもらっている

ところ。。。
















磯場ではカニやヤドカリ探しをしました。




そんなにのぞきこんだら

おっ、おちちゃうぞ~!?

















成果は・・・



カニがとれました!!




でも暑さのためなのか!?
生きものの数量は望めなかったものの
“新種”を発見!!


その魚には胴体から羽のような長いヒレを持ち、
私たち職員はもちろん、海洋大生もその魚の同定がむずかしく、
後日、海洋大生からその魚の報告をしてもらうことになりました。


これからも近隣小学校や関連施設等との環境学習プログラムへの対応にも
取り組んでいきたいとおもいます。



入新井第五小学校小学1年生から4年生の生徒のみなさん

そして引率の保護者の方々ならびに先生方

ほんとうに暑い中、ありがとうございました。



ヨッシィー