2009年12月2日水曜日

東京海洋大学 学生たちの櫓漕ぎ修行

12月6日に開催予定の東京海洋大学とのコラボレーション企画「海苔のまちを伝えていこう」まで、1週間を切りました。

海洋大学生たちは、配布資料の印刷や最後の確認作業など大忙しです。

この数カ月、学生たちは、海苔の痕跡や語り部を求めて、いくどとなく大森の街へ足を運び、多くの方々にお話を伺ってきました。

しかし、時にはこんなことも!

「ええぃ。めんどくせぇなあ。説明したって分かんねえよ。舟の漕ぎ方はな、漕いでみれば分かるんだよ!」

という訳で、急きょ、櫓(ろ)漕ぎ修行が行われました。

機動力があるのが、学生の強み。





海での仕事に欠かせないのが、櫓(ろ)と櫂(かい)。

櫓は、水深の深い所を漕ぐときのもの。


舟に固定して両手で漕ぎます。



私もやってみましたが、む、難しい~!!

舟が進んでいるようでいて、実はおじさんの舟にけん引されていました(笑)


櫂は、一本の棒なので簡単そうに見えますが、実はこちらの方が難しい。

「櫂は三年、櫓は三日」とも言われるそうです。

一本の棒を操ってさまざまな漕ぎ方があります。

それによって舟が回転したり、河岸に近づいたり、離れたり、進んだり、後退したり。




最後は、"わーい!!"とはしゃいでみせるところは、やっぱり学生。

若いなあ。

この日の修行も、当日のガイドに活かしてね!!



さて、学生たちの本番は、こちらのイベント。まだ、若干空きがございます。

--------------------------------------------------------------
海苔の街を伝えていこう 街歩き編

海苔の生産が終わって50年近くが経とうとしています。
しかし、大森のまちには今でも海苔生産の面影が残っています。
この催しは、東京海洋大学との協同事業として企画しました。
学生たちが、学生の視点で大森の街を調べ、当日、ナビゲーターとなって皆さんと一緒に海苔の街を歩きます。


※雨天の場合は、館内でビデオを見ながら街をご案内します。

日にち 12月6日(日)
時間  午後1時から4時
会場  当館、大森の街(集合は当館)
対象  中学生以上
参加費 100円(保険代)
申込み 電話にて申込み(03-5471-0333)
------------------------------------------------------------



(まこ)

0 件のコメント:

コメントを投稿