10月30日(金)、当館のサポーター「はまどの会」の方々を対象にした海苔つけの学習会を開催しました。
海苔つけ体験は、当館で一番の人気イベント。
毎回、申込当日に50人の定員に達してしまいます。
この日の学習会では、イベントでは盛り込めないような説明やマンツーマンの指導など、より深い学習を行いました。
サポーターの方々には、この学習で学んだ経験を活かして、今後、イベントの補助などもしていただく予定です。
まずは、道具の準備から。
海苔つけ台は、わざと揺れるようにグラつく作りにしています。
海苔の厚さが均等なるように、重箱に水を入れて、流しの水平を測ります。
この作業は、普段は参加者の皆さんが集まる前に行っています。
洗いザルで海苔を洗っています。
昔は、海苔を取ったら、ベカブネに乗って海水で洗っていました。
水を含んだ海苔は、ずっしりとした重さです。
昔の飛行機包丁を使って、海苔切り体験です。
実はこの飛行機包丁、今年、体験用に寄贈していただいたばかり。
この日が初使用でした!!
「海苔って、意外と切れないのね。」
そうなんです。
生海苔は、とても薄いけど、押し切るようなイメージ。
水を使って、手の動きを習ったら、いざ本番。
海苔を入れたオケをよくかんまして(かき混ぜて)、重箱に海苔を取ります。
おっと、大森方言講座も兼ねてます!
手首を返して、一気に海苔をつける!
上手にできたように見えても、日にかざしてみると「ほら、均等になってないよ」。
イベントと違って、ダメ出しも厳しい!
でも、マンツーマンの指導の成果がありました。
「私も、海苔やの嫁になれるかしら。ホホホホホホ。」
「海苔やの嫁は、男が起きる前、午前2時くらいに起きて、メシを作らなくちゃ。」
「ゲッ!」
無理だ…。
こちらは、指導員の模範海苔つけ。各家庭で、こだわりのやり方があるようです。
それぞれ、海苔簀編み体験で作ったマイ海苔簀を持参。
現代のプラスチック製と、ヨシで作った海苔簀の違いも体験しました。
天日を浴びて、パチパチと海苔が鳴いています。
さて、みんなで一緒にお昼ご飯です。
なんと、はまど弁当に新バージョンが登場していました!!
おお!豪華!!
これはシラス。
予定はお昼まででしたが、午後は焼海苔体験&試食。
更に、お茶を飲みながら、現代の海苔づくりの写真を見たり。
これからの、活動の予定のお話をしたり。
贅沢で充実した時間でした。
こうした時間を共有しながら、みんなで一緒にふるさと館の活動を作って行きたいと考えています。
(まこ)
2009年11月1日日曜日
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